姫野和樹『姫野ノート』(飛鳥新社)、栗山英樹『栗山ノート2 世界一への軌跡』(光文社)、大谷翔平『不可能を可能にする 大谷翔平120の思考』(ぴあ)

 うちのチビがインフルエンザにかかって、1週間家に閉じこもっていました。
 熱が下がるとやることなくて朝から晩までタブレットで動画見ているので、これでも読みな、と買ってきたのがこのあたり。
 ラグビー日本代表の姫野キャプテンと、WBC日本代表の栗山監督の「ノート」、それに大谷語録。

 本人が読む前に、父が読んでしまいました。
 姫野ノートは極貧から這い上がりやんちゃな学生時代を過ごした姫野氏が、ラグビーを通じての多くの人との出会いの中でどんどん成長し成熟していく過程を、日記の形で記したもの。
 栗山ノート2は、WBCの1年間を振り返ったもので、あちらこちらにちりばめられている珠玉の言葉集はおいておいても、あのとき誰が何を考えて行動していたのかその舞台裏がわかり、そちらだけでも楽しかった。
 大谷語録は誰が書いたかわからない解説文がうっとうしくて、早々に斜め読み開始。

 アスリートもなんでも、その道を究める人たちに共通するのは、歩みを止めないこと、それはすなわち変化を恐れないことなんだと思う。

 これを読んで・・・まぁ人間、そう簡単には変わらないものです。

 ちなみに当の本人は、「300ページもある本、読んだことないし・・・」と少し開いてすぐにやる気をなくしてしまいました。残念。

3人、ニューススタンド、テキストの画像のようです

(こ)