2022-06-04から1日間の記事一覧

青木道彦『エリザベス一世』(講談社現代新書)

こざき亜衣『セシルの女王』(ビックコミックス)が面白い。16世紀のイングランドを舞台にした歴史物語である。タイトルの「セシル」とはウィリアム・セシル、「女王」とはもちろんあのお方。まだ第1巻が出たばかりなのだけれど、これからが楽しみである…

伊集院静『ミチクサ先生(上・下)』(講談社)

うちの国語の先生が、俳句の授業の中でこの本を紹介していたので、さっそく読んでみる。 漱石夏目金之助の49歳の生涯を、畏友・正岡子規、妻・鏡子、そして猫とともに、ミチクサしながら、ゆっくりゆっくりともに歩いてゆく。 文中いたるところに添えられた…