現代の日本でこういうことが起きるとは・・・。
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『セシルの女王』でイギリス王家の歴史に興味を持ったのだが、どうも歴代の王・女王のイメージがつかみづらい。だいたいステュアート家の「ジェームズ1世」→「チャールズ1世」→「チャールズ2世」→「ジェームズ2世」なんて誰が誰だか分からない(ごめんなさい)。
何かこう、ビジュアル的に分かりやすいものを・・・と思っていたときに、この本を知った。中野京子『名画で読み解く イギリス王家12の物語』
イギリス王家の名画を一つ一つ鑑賞する――というよりは、むしろ王家を描いた様々な名画をマクラに、中野京子さんが自由に語りつくすという感じの本である。
歴史の教科書にはおよそ書かれないような、一人一人のエピソードが楽しい。こういう本、学生時代に読んでいたら、歴史の授業をもっと楽しめたかも。
(ひ)