【すべての子育て中の親御さん、すべての子どもに関わる人たち、必読！】
今週は別の本で書くつもりで準備をしていたのだけれど、今日読んだこの本が一気にジャンプアップしてきたので、勢いで載せる。
本書は
・ツアーナースという、小中学生の児童生徒と直接接する立場にある看護師さんが、医師の監修も受けて、自ら描き下ろした作品である。
・マンガという非常に訴求力の高い表現方法が用いられている。
・ケースが多岐にわたり、網羅的である。
（アトピー、アレルギー、嘔吐、学校感染症、てんかん、腎盂腎炎、心不全、人工肛門、ぜんそく、尿路感染症、熱中症、ネフローゼ、白血病、プール熱、膀胱炎、やけど、自傷行為）
・各章が実際にあった事例に基づいて描かれており、そのときの子どものようす、大人の対応のようすもよくわかる。つまり実際に何が起きたか（どういうことになるか）がとてもよくわかる。これは文字や写真ではなかなか伝わらない。
・著者の子どもへの想いがひしひしと伝わってきて、ほっこりしたり、しんみりしたり、うるっときたり。
こういう情報はネット上にはたくさんあるし、本もたくさんある。
しかし必要なのは、しっかりと理解し、万が一に備えることだ。
そのために必要な情報が、もっとも効果的なメディアによって、コンパクトにまとめられている。
一家に1冊。
