いろいろとあるだろうということは承知の上で、札幌地裁の違憲判決には震えました。
さて、「学びなおす○○」と「教科書で教えてくれない○○」という本は数え切れないほどあって、学校教育に対する態度としてはコインの裏表だと思うこともある。
難しいことをわかりやすく伝えることは、相当に難しい。小学校の先生全員が、算数の根底にある概念を理解して、それをわかりやすく伝えることはできていないだろうし、学習指導要領の解説あるいは教科書の指導書を書いている人がそれに失敗したら、間違った解釈が拡大して拡散していく。
なんてことを思いながら、かけ算とか分数とか円周率とか断面図とかの説明を読み進めていったのだが、おそらくは子どもたちが素朴に疑問に思ってしかるべきことに対して、学問的な正しさをもって子どもたちに伝えられる力のある先生が、いったいどれくらいいるのだろう。
まぁ、算数は・・・というか学問は奥が深い。
(こ)