近藤龍春『家康の血筋』(実業之日本社)

 麒麟、青天、鎌倉殿、に続いて、家康、これからどうするのかな・・・?

 

 ということで、書店に家康コーナーができていて、タイトル見て手に取ったのがこれ。家康の男子は偉大な父親の前でなかなか苦労したというが、その中で、「切腹」で長男・信康を、「捨子宰相」で次男・秀康を、「汚名返上」で三男・秀忠を、「抜け駆け」で四男・忠吉を、「謀反や否や」で六男・忠輝を、父とのそれぞれの葛藤を通して描き出したのが本書。

 ほぼ史実に沿いながら、そこでどういう駆け引きがあったのか、息子たちの心裡に寄り添いながら話は進む。

 なんだろうなぁ、歴史の勉強にはなった、かな。