おおたとしまさ『新・男子校という選択』(日経プレミアシリーズ)

 日本中の5000の高校の中で、男子校は100校しかない。
その男子校の「よさ」について、いろんな男子校(首都圏メイン)を回って考察したものをまとめたのが本書。著者自身も麻布の出身だそうで、 名門校シリーズとか学校の取材を重ねて著作も多いので、その豊富な取材経験からスピンアウトしたものという感じか。2011年に出版された『男子校という選択』の改訂増補版とのこと。(「男子校の先生たちからのアドバイス」という本を別の出版社からほぼ同時に出して、うまいなぁ・・・。)

 

中身は・・・
う~ん。
なんだろなぁ・・・この読後のモヤモヤ感は。
なんなんだろうなぁ・・・?

「日本のいいところは、四季があることです」と真顔で言っているのを見ているような感覚、というか・・・?
巻末の参考文献リストにはおもしろそうな論文が載っているので、今度それを読んで、自分なりの考察を進めるために使わせてもらうことにしようと思う。

 

ちなみに 関西から選ばれた「男子校」は、東大寺、灘、大阪星光、甲陽学院・・・あれ?

新・男子校という選択 (日経プレミアシリーズ)

新・男子校という選択 (日経プレミアシリーズ)

 

(こ)