2001年に始まった漫才コンクール「M-1グランプリ」。ここしばらくは見ていなかったのだが,昨年,本当に久しぶりに見た。
ずいぶん知らない漫才師が増えていた。
とはいえ,お笑いでありながら,このひりひりする感じ。変わってないなぁ。
そのM-1グランプリについて,漫才師・ナイツの塙が本を出しました。『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』。
「大阪は漫才界のブラジル」「M-1は100メートル走」など,各章の見出しだけ見てもパワーワードが並ぶ。M-1グランプリ,さらには漫才の世界を語りつつも,その本質はちょっとした文化論でもある。
今年もまた見てみようかな。
- 作者: 塙宣之
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/08/09
- メディア: 新書
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(ひ)