2020-12-05から1日間の記事一覧

プーシキン『大尉の娘』(坂庭淳史訳・光文社古典新訳文庫)

フランス文学の次はロシア文学へ。少し前に『スペードのクイーン』を読んで面白かったので,またプーシキンを読むことに。今回は『大尉の娘』。 貴族の家に生まれた青年・グリニョーフは,辺境の要塞で大尉の娘・マリヤと出会う。二人は互いに惹かれあうが,…

柳瀬博一『国道16号線 「日本」を創った道』(新潮社)

書評サイトで熱量のすごいレビューを目にしてしまい、ついつい購入。国道16号線については『国道16号線スタディーズ』という社会学の視点からの本があるが、さらにそれを深くしたのが本書というところだろうか(著者いわく、ジャレド・ダイアモンドばりに大…