2021-01-20から1日間の記事一覧

新川帆立『元彼の遺言状』(宝島社)

腕利きの若手弁護士・剣持麗子は、奇妙な遺言にかかわることになる。森川製薬の御曹司の莫大な遺産を、自分を殺した犯人に譲るが、ただし、犯人が見つからなければすべて遺産は国庫に納める、というものだ。しかもその遺言状の作者は3か月だけつきあった元カ…