青山美智子『人魚が逃げた』(PHP研究所)

調べてみたら、青山美智子さんをこのブログに上げるのは、これで8作目らしい。
ファンなので許してください。

本作もまた、いつもの青山美智子の世界。
舞台はある日の銀座の歩行者天国。逃げた「人魚」を探す「王子様」に出会った5人の、回復の物語。

いつもと違うのは、第5話での伏線回収が「あ~」じゃなくて「あっ!」となって、さらにエピローグで「えっ??」となったことかな。

本屋大賞シルバーコレクター、今回はどうかな。

(こ)