新書における名物シリーズ?に崩壊ものがある。教育も学校も教師も保育も産科医療もみんなみんな崩壊してしまって、どれを読んでも目の前が真っ暗になるくらい、しばらく立ち直れなくなる。
さて、今回は大学が崩壊する。国立大学の独法化と私立学校法改正による理事長権限の強化がどれだけ大学を変え、そこに群がる亡者達が大学を骨までしゃぶって崩壊させていくさまを、これでもかといわんばかりに次々と投入してくる。
東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、筑波大学、大分大学、福岡教育大学、宮崎大学、山形大学、日本大学、早稲田大学、慶應義塾大学、追手門学院大学、下関市立大学、札幌国際大学、上野学園大学、梅光学院大学、奈良学園大学、などなど、出るわ出るわ。
貧すれば鈍す、とはまさにこのことかな。
(こ)