心も体もフラフラなので、こんなときには青山美智子さんでデトックス。
毎朝7時23分のバスを待つ5人(彼氏探しに疲れたOL、弟にうんざりしている小学生、リア充のふりをする高校生、Fラン大学の英語の非常勤講師、零細企業のワンマン社長)が、交代で、突然現れて左手に潜り込んだ「神様」を楽しませる係(神様当番)になっていく。
オムニバス形式だが、それぞれが少しずつ重なっているのも、お約束。悪い人は出てこなくて、ハッピーエンドになるのもお約束なので、安心して読める。田中達也さんのミニチュア写真の表紙は今回は赤で、これもまた、きれい。
ほっこり。
(こ)