あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
個人的には,川越宗一『熱源』を推したい。直球勝負,ど真ん中の作品です。難点は,まだデビュー2作目だということ。もうあと2,3作ほど様子を見ておきたい・・・という選考委員の思惑が働いて見送りとなる可能性も否定できないところですね。
次に,本屋大賞候補作。こちらはもう,砥上裕將『線は,僕を描く』一押しです。
あとは,順不同で,相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』,辻村深月『ツナグ 想い人の心得』,伊坂幸太郎『クジラアタマの王様』,朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』,米澤穂信『本と鍵の季節』あたりかなあ。これらのうち2,3作品でもノミネート入りしたらうれしいところです。
さてさて,どうなることか。
---
ところで,当ブログで最初に紹介した『かがみの孤城』が,なんとコミカライズされました。早速読んでみたのですが・・・うんうん,懐かしいなぁ・・・。がんばれ,こころ。
(ひ)