2021-01-30から1日間の記事一覧

半藤一利『ノモンハンの夏』(文春文庫)

半藤一利氏が亡くなられた。 本ブログでもしばしば著書を紹介させていただいた。改めてその喪失の大きさを想いながら,代表作のうち未読のものを読むことに。以前にせんせいが記事の中で触れていた『ノモンハンの夏』。 1939年。満蒙国境でのノモンハン…

奥田英朗『コロナと潜水服』(光文社)

表題の「コロナと潜水服」をはじめとする5本の短編集。 いずれも、主人公の元に不思議な出会いがおとずれる。 湘南の古民家での少年との出会い。「追い出し部屋」でのボクシングコーチとの出会い。人気プロ野球選手とつき合うフリーアナウンサーの占い師との…