今日の午後、中学生と一緒に、舞台のDVDを観ました。
京都に拠点を置く劇団「ヨーロッパ企画」さんの「サマータイムマシン・ブルース」(2003年再演版)。
代表であり脚本・演出を手掛ける上田誠さんは、岸田國士戯曲賞も受賞し、まさに今いちばん脂が乗っている演劇人のひとり。
2017年の文化祭では、ヨーロッパ企画さんの「曲がれ!スプーン」を上演したことで、ご本人たちがサプライズで楽屋に来ていただいたり、逆にヨロ企さんの公演を観に行って楽屋を逆訪問したり、交流させていただくことができました。
その2つの上演台本が、ハヤカワからSF作品として公刊されています。
細かいセリフまわしをつないでつないで、最後に伏線を一気に回収する演出は、クセになります。
どちらも映画化されましたが、三谷幸喜作品もそうなんだけど、舞台用に書かれた作品は、やっぱり舞台で観る方が断然おもしろいと思います。
そして、今年夏のヨーロッパ企画定期公演は、「サマータイムマシン・ブルース」再々々演。
今から楽しみです。
曲がれ!スプーン (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)
- 作者: 上田誠
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(こ)