『地図で見る昭和の動き』(帝国書院)

ちょっとナックルボール投げます。

ブラタモリのおかげで、地図を見てにんまりするのがすっかり市民権を得たと勝手に思っているのだけれど、小学校のころから授業中に先生の話を聞かずに地図帳を見て喜んでいた小生にとっては、楽しくて楽しくて仕方ない4冊組の中学生向け副教材地図帳セット。
戦前の地図帳(日本と世界の2冊。日本版は、北は千島・樺太満洲国から、南はパラオまで)、終戦直後の地図帳(修正が追いついていなくてペラペラ)、高度成長期の地図帳(日本中に新幹線予定線が書きこまれている)、それぞれに楽しい。付録の統計表も時代を反映していて飽きません。

けっこうなお値段するので教科予算で買ってもらったものを、ここで紹介するのは反則かもしれませんが、図書館にリクエストしてみて入ったら、手にとって眺めてみてください。頬が緩みっぱなしになりますから(ただし好きな人限定)。

 (こ)