現役の医師にして小説家(しかもちょっとラノベ寄りの),知念実希人がついに小説界のセンターステージに上がってきました。『崩れる脳を抱きしめて』。著者初の本屋大賞ノミネートです。
研修医である主人公は,神奈川の病院で入院患者の女性と出会います。それぞれ心に傷を抱える二人はやがて心を通わせていくのですが・・・。
「彼女は幻だったのか?」
・・・まあ,僕みたいなオジサンにはくすぐったいくらいの恋愛物です。ミステリー要素もありますが,これは若干,既視感があり,賛否両論あるところかもしれません。若い人にはおすすめの一冊かもです。
- 作者: 知念実希人
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2017/09/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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