モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方

 いきなり変化球勝負します。

 本屋に行ったら「将棋の藤井四段も体験しました!」とモンテッソーリ教育コーナーができていて、とりあえずその中からよさげなものを1冊買って帰った。

 モンテッソーリ教育という名前は聞くのだけれど、イタリアの旧リラ札にも肖像が描かれていたすごい教育者だったとは、恥ずかしながら知らなかった。その中身は、子どもの自主性を尊重し、自由に遊び作業する中で、生まれもった力を引き出していくことが、教育者の役割だというものであり、そのためのメソッドが確立しているという。

 ほう、といちいち関心しながら、これって大人どうしの関係性でも同じじゃないの、と思いながら読み進める。

 教育とは待つこと。かけがえのないひとりひとりとして尊重すること。そしてその可能性を最大限に引き出し、それを喜びとすること。

 これが教育の原点なのであり、わかっていながらなかなかできない自分に猛省。

(そしてそのことを教職に就く前に諭してくれた、カンジ先生の言葉を、いまいちど噛みしめ直す。)

(こ) 

モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方

モンテッソーリ流「自分でできる子」の育て方