2019-06-02から1日間の記事一覧

プラトン『パイドン——魂について』(納富信留訳,光文社古典新訳文庫)

『テアイテトス』を刊行したばかりの光文社古典新訳文庫から,またプラトンの新訳が出た。『パイドン』である。副題は『魂について』。 ソクラテスの弟子の1人パイドンは,「ソクラテス最後の日」に立ち会う。そこでソクラテスと弟子たちとの間で取り交わさ…