2018-01-20から1日間の記事一覧

知念実希人『崩れる脳を抱きしめて』(実業之日本社)

現役の医師にして小説家(しかもちょっとラノベ寄りの),知念実希人がついに小説界のセンターステージに上がってきました。『崩れる脳を抱きしめて』。著者初の本屋大賞ノミネートです。 研修医である主人公は,神奈川の病院で入院患者の女性と出会います。…

門井慶喜『屋根をかける人』(角川書店)

大先生おすすめの『銀河鉄道の父』が、みごと直木賞受賞!大先生、さすがです。 さて、関西人であれば「ヴォーリズ建築」に触れないでは暮らしていけない。京都のあちこちの教会、四条大橋の東華菜館、同志社、関学、神戸女学院、取り壊されたけれど心斎橋の…